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土肥 絵里香プロフィール

大阪出身。15歳で渡英し、現在ニューヨークでピアニストとして活動している。2015年にフルート・ピアノユニット RighteousGIRLS(ライチャス・ガールズ)ファーストアルバム「gathering blue (ギャザリング・ブルー)」をリリース、数々の全米のレビューで高い評価を受け、また、ジャズ専門誌「ダウンビートマガジン」で4.5スターを獲得、2015年ベストアルバムに選ばれる、2017年にはニューヨークのリンカーンセンターでコンサートデビューした。

ニューヨークの様々な音楽シーンで活躍する土肥は、イーストビレッジにある作曲家ジョン・ゾーンのアバンギャルドなクラブであるストーン(The Stone) でジャズトランペッター、ワダダ・レオ・スミスのレジデンシーに2017年春招待され、好評を博し、レオ・スミスの「ゴールデン・クインテット」の一員となる。

また、RighteousGIRLS(ライチャス・ガールズ)の他にも多数のコンテンポラリー・アンサンブルに招かれ、Metropolis Ensemble (メトロポリス・アンサンブル)とは2017年夏にニューヨークのブライアント・パークのインターセクト・フェスティバルで演奏、アンサンブルLPRと2018年、セントラル・パークのサマー・ステージで演奏、続いてインディ・ロックバンド「Wye Oak (ワイ・オーク)」とロスのハリウッド・ボールで演奏する。また、去年土肥はニューヨークのトップピアニストで形成されたグランドピアノ6台のピアノ・ユニット「グランド・バンド」の新メンバーとなり、これまでにミネスタ州セイント・ポール、そしてミシガン州デトロイトでツアーを行った。

土肥は夫のダニエル・アナスタシオと共にピアノコンサートシリーズ、BLUEPRINTS Piano Series (ブループリント・ピアノ・シリーズ)を2017年ニューヨークで設立し、2019年にはメトロポリス・アンサンブルと1ヶ月に渡る共同ピアノフェスティバル「イン・ビジブル・ロード」を開催、ニューヨーク・タイムズ紙やニューヨーカーで取り上げられる。

これまでにジャズトランペット奏者アンブローズ・アキンムシーレ、ジャズサックスフォン奏者デイブ・リーブマン、アンサンプル エイス・ブラックバード など多数と共演。 

絵里香は日本でも、「朝の光のクラシック」、NHK・FMの「名曲リサイタル」、リーガロイヤルホテル「Rの音楽会」など、たびたびコンサートに出演。2008年には阪哲朗氏指揮の下、アンサンブル神戸とガーシュイン作曲「ラプソディーインブルー」を演奏し、2013年には東京エクスペリメンタル・フェスティバルに参加した。

また、モントリオールジャズ音楽祭、DCジャズ音楽祭、バンフジャズ音楽祭、ノーフォーク国際音楽祭など、海外の様々な音楽祭に出演しており、2019年秋にはサンフランシスコ・ジャズでレオ・スミスと共演する予定だ。

これまでに、内海啓、渡辺泉、稲垣千賀子、ヴァレリア・セルヴァンスキー 、ロナルド・カヴァイエ の各氏にクラシックを、ヴィゼ・イアー氏に即興を学び、ストニーブルック大学ではギルバート・カリッシュ、クリスティーナ・ダールに師事した。

イギリスのパーセル音楽高校を卒業後、渡米、ニューヨークのマンハッタン音楽大学卒業、さらに奨学金を得て、同大学院コンテンポラリー科卒業、修士号を取得。2018年ストニーブルック大学博士課程を卒業した。

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